犯罪 用語
刑法犯
刑法犯とは主に業務上過失致死傷を除いた刑法に規定される罪をいう。
特別法犯
主として刑法犯以外の罪をいう。ただし交通事故に係る業務上過失致死傷、道路交通法、自動車の保管場所の確保等に関する法律に規定されている罪を除いたもの をいう。
主要刑法犯
刑法犯を 6 種に分類したもの。 凶悪犯、粗暴犯、窃盗犯、知能犯、風俗犯、その他の刑法犯など。
包括罪種
主要刑法犯を分類したもの。 凶悪犯・・・殺人、強盗、放火、強姦 粗暴犯・・・暴行、障害、脅迫、恐喝、凶器準備集合 窃盗犯・・・窃盗 知能犯・・・詐欺、横領(占有離脱物横領を除く)、偽造、汚職、背任 風俗犯・・・賭博、わいせつ その他の刑法犯・・・公務執行妨害、住居侵入、逮捕監禁、器物損壊等上記に揚げるもの以外の刑法犯
業務上過失致死傷
一般的に、交通事故だけでなく業務上注意を怠り人を死傷させた場合のことをいう。
非行少年
犯罪、触法、虞犯を犯した少年をいう。
不良行為少年
非行には該当しないが、飲酒、喫煙、家出などを行い警察に補導された未成年をいう。
認知件数
警察が発生を認知した事件の件数。
検挙率
認知件数に対して検挙できた割合のこと。
検挙件数
刑法上において、解決事件を含んだ事件を送致、送付、微罪処分をした件数。
検挙人員
警察が検挙した被疑者の数。解決した事件は除外。
犯罪率
人口 10 万人当たりの犯罪認知件数。
犯罪者率
14 歳以上の人口 10 万人当たりの検挙人員。
防犯環境設計
建物や街路の物理的環境設計つまりハード的手法と犯行の機会を減少させる心理的にも侵入し難い環境を作る予防策。 具体的には人目の届かない場所には侵入、接近させない。侵入に時間をかけさせる。監視の目を確保する。管理の行き届いた環境を作るなど。
防犯照明
夜間に発生する、侵入盗などの予防対策を目的とした照明。 犯罪者は顔や犯行を見られることを避けるので一定の効果が得られ、また被害を受ける側にとっては予防だけでなく、犯行を確認することもあり逃げることや、通報な どへの対処にも繋がる。 常時点灯するタイプと赤外線センサーが反応することで点灯するタイプがある。
侵入盗
侵入盗とは主に屋内に侵入して金品などの盗みを働く犯罪。空き巣もこれに含まれる。
非侵入盗
非侵入盗とは主に屋外で窃盗、及びひったくりや自転車などを盗む犯罪。
空き巣
不在者宅を狙って侵入し金品を盗む犯罪。
居空き
家人が在宅しており、食事や風呂、昼寝などをしている隙を狙い、侵入し金品を盗む犯罪。